周農人

新米岩津ねぎ農家の日々

ねぎの分けつって形は悪いけど味は変わらない…

どうも、周農人です。
こんばんは。



タイトルでさり気なく関係ないよアピールをしてみました。
(少しでも分けつに対するイメージが変わってくれたらいいなと。まぁあぁだこうだ言うのは生産者なんですけどね…あれこれ規則を厳しくする理由も分かるけど、もうちょっと緩くしてほしい…)



なので、自己販路を持つのが今年(来シーズン)の目標ですねー



というわけで分けつってこんな感じー



とりあえず剥く作業中に見かけたのを撮りました。
ただ他にもいっぱいありましたので、4本だけじゃないです…
(やっぱり11.12月に比べるとやっぱり増えてますね。日数が経てば経つほど分けつは進みます。理由はねぎにかかるストレスで子孫を残そうとするんでしょうね。ストレスというと肥料の多い少ない、水分が多い少ない、気温が暑い寒い等色々言われます。)



一つの根から2つに分かれてます。
元々は一本だったのが分かれたわけですね。
(今回は撮れてませんが4つに分かれてるのもちょくちょくあります。8つに分かれてるのも中にはありますが、8つは使い物にならないので大抵さっと土を落として即加工用にいってますね。)



で、分けつを一本に分けるとこういう風に襟首が締まってないのがあります。
これは翌日に見るとさらにめくれてくるので剥くしかないです。


で、剥くと今回はちゃんと締まってますね。
こういう形だと翌日もめくれはしないです。




ただこれも内部では分けつしてます。



同じ位の長さの新芽が2本ありますね、
ただ分けつでも締まっていると問題ないのでこれは出荷基準に含まれます。


さっきの他のやつも同様に剥きました。


さっきのはどちらかというと丸みを帯びてましたが、今回は半月状のものばかりですね。


こんな感じですね。
片側は丸みを帯びてますが、片側は平たいです。
分けつするとこんな感じですね。


なので見た目がわるいと言うことで入れるなよと言われてるんですが…


『ぶっちゃけ変わらないし、買う側の人はそこまで気にしてない!』
ってのが本当の所ですね。


道の駅でよく出すんですが、こっちのタイプを値段下げて、岩津ねぎと名乗らずに普通のねぎで出すとよく聞かれます。


「何が違うの?」と。


簡単に上記の事を説明すると、大抵買ってもらえますね。
誰かに渡す時は規格通りを買われていかれますが、
「食べるなら変わらないねー」
と言ってもらえるのが現状ですね。


本当規格が厳しすぎるのよね…



あと分かりやすそうな分けつといえば



これも分けつしてますね。
真ん中で2本に分かれてますが、しっかり襟首が締まってるので大丈夫といった感じです。


襟首画締まらない原因としては、分けつして中の2つのねぎが大きくなったことで外側の皮が耐えきれず破れたってイメージですね。



ただ、締まってるか締まってないというだけで同じねぎなんですよー
っていうお話でした!
(ねぎ農家の分けつは見た目悪いけど問題ないのよねーっていう切実な気持ちを伝えてみました!)


ではではー